
Interview.03
週1アップデートの現場で、
成長し続ける技術者
であるために
サーバー開発部
T.Iさん
- 2015年入社
- #アジャイル開発の現場から
- #AI時代のエンジニアとして
- #上流工程から下流まで
Theme 01
入社の決め手は
「自社開発であること」と
「柔軟な開発スタイル」
ダイコク電機への入社を決めた理由を教えてください。
大学では情報工学を専攻していて、将来は開発の仕事に携わりたいと考えていました。ただ、当時は「どんな業界で何を開発したいのか」という具体的なイメージは持っていませんでした。そんな中で参加した企業説明会で、ダイコク電機のブースに立ち寄ったのがきっかけです。自社で製品やシステムを一貫して開発しているという話を聞き、興味を持ちました。調べていくうちに、企画から開発まで関われることや、自社で運用している強みを活かしたモノづくりのスタイルに惹かれ、自分の志向と合っていると感じて応募を決めました。
モノづくりのスタイルに惹かれたとのことでしたが、業界そのものへの関心はどうでしたか?
アミューズメント業界そのものにこだわりがあったわけではなく、最初は知識もほとんどありませんでした。ただ、説明を受ける中で、扱うサービスにエンタメ性があり、柔軟な発想が求められる開発環境だと感じたんです。厳しい制約の中でかっちりつくる開発よりも、スピード感があってユーザーとの距離も近い現場の方が、自分には合っていると感じました。そういう意味でも、違和感なくスタートできたと思います。

Theme 02
開発現場は
「アジャイル×ユーザー視点」。
裁量の大きさがやりがいに
現在の業務内容を教えてください。
私が所属するクラウド開発課では、ホール経営者の方に向けたWebサービスの開発を担当しています。各店舗の営業データをクラウドに集約し、それを見やすい形で可視化・分析できる仕組みを提供することで、経営判断を支援しています。このサービスでは、設計から実装まで幅広い工程に携わっており、実際に手を動かしてプロダクトを形にする役割を担っています。
今の開発スタイルの中で、仕事の面白さや魅力を感じるのはどんなところですか?
現在はアジャイル開発を取り入れていて、週単位で改善やリリースを重ねるスタイルです。営業拠点から寄せられる現場の声をもとに、毎週のように機能を更新していくので、スピード感と柔軟性のある開発ができるのが大きな魅力です。ユーザーの反応もすぐに見えてくるので、「役に立っている実感」を得やすいのもモチベーションにつながっています。
ユーザーの声が見えるのは、開発者にとって大きいですよね。
そうですね。もともと現場との接点が強い会社なので、利用者の要望や困りごとを吸い上げる体制がしっかりあります。「誰のために開発しているのか」を常に意識できる環境ですね。また、開発の進め方も自由度が高く、自分たちでつくるか外部と連携するかもチームで判断できます。裁量がある分、責任もありますが、その分やりがいは大きいです。

Theme 03
若手も活躍できる。
AI時代にも強い「考える力」が育つ環境
職場の雰囲気を教えてください。
今は週4日ほどテレワークをしていますが、チャットツールやバーチャルオフィスといったツールを活用して、チーム内のコミュニケーションは活発です。「ちょっといいですか?」と声をかけやすい空気があり、対面でなくても気軽に相談できます。部署全体も若手が多く、ここ数年は世代交代を見据えた採用が進んでいることもあって、20代のメンバーが多数活躍しています。チームとしてのまとまりもあり、互いに気を配りながら働ける雰囲気があります。
若手が活躍している職場とのことですが、育成面ではどんなサポートがありますか?
新卒社員にいきなり実務を任せるのではなく、まずは1年〜1年半ほどかけて基礎スキルを育てる期間が設けられています。AWSの資格取得を目指したり、実際の開発に入る前に必要な知識や考え方をじっくり身につけられる仕組みです。段階を踏んで現場に出られるので、最初から安心して成長を目指せる環境だと思います。
では最後に、AI技術の進化もある中で、これからの開発者に必要な力とは何でしょうか。
AIをうまく使うには、まず自分が「何を作りたいか」を言語化する力が必要です。ダイコク電機では、上流工程を考える機会が多く、仕様を言葉にして伝える場面が頻繁にあります。これはまさに、AI時代でも通用するスキル。「考えて、伝える力」を磨ける環境だと実感しています。
