
Interview.02
数字で支え、
信頼で導く。
経理は会社の舵取り役
経理部
C.Sさん
- 2022年入社
- #会社の舵取り役
- #入社の決め手は「人」
- #対話で創る数字
Theme 01
人の温かさと上場企業の制度に
魅力を感じた
まず、これまでのキャリアと、転職のきっかけについて教えてください。
私は経済学部の出身で、新卒では銀行に就職しました。その後、税理士事務所に転職し、現在のダイコク電機が3社目になります。前職の税理士事務所では、中小企業のお客様を担当する機会が多く、経験を積んでいく中で「上場企業でしかできない経理業務にも挑戦したい」という気持ちが強くなっていきました。また、当時の通勤時間が片道1時間半と長く、日々の負担を感じていたことも転職を考えるきっかけになりました。
数ある企業の中から、ダイコク電機を選んだ理由は何だったのでしょうか?
いくつかの企業を検討する中で、面接時に感じた「人柄の良さ」が決め手でした。面接官の方々が和やかな雰囲気で接してくださったのはもちろん、面接官同士の関係性やその場の空気感から、職場の風通しの良さが自然と伝わってきたんです。選考を通じて感じたその印象は、実際に入社してからも変わっていません。他部署とのコミュニケーションも活発で、ちょっとした声かけや助け合いが当たり前にある職場です。「人」で選んでよかったと、今でも心から思っています。

Theme 02
一人ではなくチームで、
信頼関係を築きながら仕事を進める
現在の仕事内容について教えてください。
経理部に所属しており、社内から上がってくる仕訳や勘定科目の内容の確認、四半期決算などの業務を担当しています。また、M&Aによってグループに加わった子会社の経理や管理にも携わっており、業務面だけでなく調整や指導など、コミュニケーション力も求められています。
子会社ごとにこれまでのやり方や慣習が異なるため、単に「こうしてください」と伝えるだけでは納得されないこともあります。上場企業として必要な対応であることを丁寧に説明し、背景や理由をきちんと共有するよう心がけています。特に遠方の子会社とは対面で話す機会が限られているため、日頃から信頼関係を築く姿勢がより大切になると感じています。
業務の中で意識されていることが伝わってきました。そうした中で、どんな瞬間にやりがいを感じますか?
経理は売上のように数字としての成果が表れる仕事ではない分、達成感が見えにくい面もあります。ただ、上司や同僚から「任せて良かった」「気づいてくれてありがとう」と声をかけてもらえたときには、しっかり貢献できているという実感がわきます。部内でお互いの強みを活かしあって成長することができているという感覚があります。

Theme 03
経理の役割は、
会社の「舵を取る」こと
日々、社内外の関係者とやり取りされていると思いますが、経理という仕事の役割をどのように感じていますか?
経理には、社外と社内それぞれに対する責任があります。社外には、株主や投資家に対して正確な財務情報を提供し、行政に対しては法令に則して作成した申告書を提出することが求められます。一方で社内では、経理が出す数字が経営判断の材料となり、各部署の動きにも影響する“舵取り”のような存在です。
だからこそ、数字の裏付けとして必要な情報を各現場から集める際には、伝え方に気を配るようにしています。言い方ひとつで関係が変わることもあるので、納得してもらえるよう、なぜその対応が必要なのかを丁寧に伝えるようにしています。そうした信頼関係があるからこそ、正確な数字がつくれると思っています。
では最後に、今後の目標について教えてください。
まずは今任されている業務の精度を高めて、残業時間の短縮など、効率化に取り組みたいと考えています。上司からのフィードバックをもとに、自分のやり方を改善していくのが直近の目標です。
中長期的には、経理部全体の流れを理解し、他部署との連携も深めていきたいです。将来的には、その専門性を活かして会社にとって必要とされる存在になりたいですね。
